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補強方法で迷ったら?

耐震改修にあたり、コスト、工期、建築・設備との整合性、

施工性等を考慮して最適な補強工法を選択します

耐震補強(耐力向上型)では       ◎:優れている  ○:普通  △:やや劣る

補強構法

コスト(目安)

工期

建築・設備との整合性

居ながら施工性

鉄筋コンクリート壁

 

 

[150250万円/]

 

 

 

開口寸法に制限有

 

 

コンクリート打設必要

現場納まりが容易

鉄骨ブレース

 

 

[200400万円/]

 

 

 

採光通風確保が容易

 

 

外部施工に適用容易

搬入サイズに制限有

鉄板壁

 

 

[300400万円/]

 

 

 

開口寸法に制限有

 

 

搬入サイズに制限有

納まりに手間

壁開口閉塞

 

 

[30100万円/]

 

 

 

居室空間への影響小

 

 

少ない補強量

*コスト:共通仮設工事・仕上工事・設備工事は含まず、平日昼間作業を想定。

 

 

 

 

 

耐震補強(靭性改善型)では       ◎:優れている  ○:普通  △:やや劣る

補強構法

コスト(目安)

工期

建築・設備との整合性

居ながら施工性

柱鋼板巻き

 

 

[50100万円/]

 

 

 

不燃仕上不要

居住空間への影響小

 

 

溶接作業有

搬入サイズに制限有

柱繊維巻き

 

 

[3080万円/]

 

 

 

不燃仕上必要

居住空間への影響小

 

 

無騒音工法

火気を使用せず

*コスト:共通仮設工事・仕上工事・設備工事は含まず、平日昼間作業を想定。

制震補強(応答制御型)では       ◎:優れている  ○:普通  △:やや劣る

補強構法

コスト(目安)

工期

建築・設備との整合性

居ながら施工性

 

 

 

[200500万円/箇所]

 

 

 

開口への対応容易

 

 

少ない補強箇所数

外部施工に適用容易

*コスト:共通仮設工事・仕上工事・設備工事は含まず、平日昼間作業を想定。

免震補強(入力低減型)では       ◎:優れている  ○:普通  △:やや劣る

補強構法

コスト(目安)

工期

建築・設備との整合性

居ながら施工性

 

 

 

中間階免震補強

[9002,000万円/箇所]

基礎下免震補強

[1,5003,500万円/箇所]

 

 

 

建物外周スペース要

動線計画・配管に留意

 

 

免震層以外は無補強

*コスト:共通仮設工事・仕上工事・設備工事は含まず、平日昼間作業を想定。